分解爆速の夏こそ危険?キエーロで一番やってはいけない「生ごみの入れすぎ」を防ぐコツ

お役立ち情報

いよいよ夏本番!毎日暑い日が続きますね。

実は、キエーロにとっても「特別な季節」だということをご存じでしょうか?

気温が上がると土の中の微生物たちが一気に元気になり、生ごみの分解スピードが劇的にアップする「黄金期」を迎えます。

「先日入れた生ごみが、もう消えてる!」と感動するのもこの季節ならでは。

ですが、ここに大きな落とし穴があります。

分解が早いからといって「いくらでも入るのでは?」と油断して生ごみを入れすぎてしまい、トラブルを起こしてしまうケースが夏場に急増するのです。

庭置きタイプより「ベランダ(底あり)タイプ」が危険な理由

キエーロには大きく分けて「庭置きの底なしタイプ」と「ベランダ等に置く底があるタイプ」の2つがあります。

実は、庭置きの底なしタイプであれば、多少入れすぎたり水分が多くなったりしても、余分な水分は下の地面へ自然と抜けていき、地中の豊富な微生物も手助けしてくれるため、そこまで深刻な失敗にはなりにくいのです。

しかし、底がある「ベランダタイプ」は別物です!

底がある構造上、生ごみから出た水分の逃げ場がどこにもありません。

「分解が早いから」と油断して生ごみを放り込むと、一気にベチャベチャになり、悪臭や虫の発生といった大トラブルに直結してしまいます。ベランダタイプをお使いの方こそ、夏の「入れすぎ」には最大限の注意が必要です。

夏に一番多い失敗!「油断して入れすぎ」が招く3大トラブル

「分解が早いから大丈夫!」と調子に乗って生ごみをポンポン放り込んでしまうと、キエーロ(特にベランダタイプ)の中でこんなトラブルが発生してしまいます。

① 微生物が「消化不良」を起こす

夏は微生物が活発とはいえ、処理できる量には限界があります。
キャパシティを超えた生ごみが入ってくると分解が追いつかなくなり、土の中で腐敗が始まってしまいます。

② 水分過多でドブ臭(悪臭)が発生する

スイカやメロンの皮、夏野菜など、夏の生ごみは水分がたっぷり。
逃げ場のない底ありタイプで入れすぎると土がヘドロ状になり、空気が行き渡らなくなります(嫌気性状態)。
これが、あのツーンとした嫌なニオイやドブ臭の原因になります。

③ 埋めきれずに「コバエ・不快害虫の天国」になる

生ごみの量が多いと、上からかぶせる土の量が足りなくなります。
生ごみが少しでも表面に露出したり匂いが漏れたりすると、甘い匂いにつられたコバエやハエが飛んできて卵を産み付ける絶好の標的になってしまいます。

夏のキエーロは「腹八分目」! 適正量を守る4つのルール

夏のキエーロ(特に底ありのベランダタイプ)を成功させる秘訣は、ズバリ「腹八分目」です。
微生物にも無理をさせない、上手な回し方のルールをご紹介します。

ルール1:1回の投入量は「土100Lあたり500g」まで

どんなに分解が早くても、1回の穴に投入する生ごみの量は「土100Lあたり500g」を目安にしましょう。
少し安全を見ると300g程度に抑えると安心です。
「もう少し入れられるかな?」と思うくらいでストップするのが、土を元気に保つ秘訣です。

ルール2:かさばる「夏野菜・果物の皮」は細かく刻む

スイカやメロンの皮、トウモロコシの芯などは、そのまま入れるとあっという間に穴がいっぱいになってしまいます。
面倒でも2〜3cm角程度に小さく刻んでから入れることで、ボリュームを抑えられるだけでなく、微生物が分解しやすくなって一石二鳥です。

ルール3:ローテーションの順番を絶対崩さない

「昨日の穴、もう生ごみが消えてるから今日もここにしよう!」はNG。
表面上は消えて見えても、土の中ではまだ分解の途中です。ちゃんと順番どおりに穴を変え、使った場所の土を休ませる時間を確保してください。

ルール4:あふれそうな時は「諦める潔さ」も大切

夏場はどうしてもスイカの皮などで生ごみの量が増えがちです。
「キエーロに入りきらないな」と思ったら無理に押し込まず、可燃ごみに出すか、少し乾かしてボリュームを減らしてから後日入れましょう。
無理をしないことが長続きのコツです。

【あわせて実践】夏を快適に乗り切る+αのケア

生ごみの量を守ったうえで、以下の2つのポイントを意識するとさらに快適です。

  • 「乾いた被せ土」を10cm以上しっかり被せる
    生ごみと土をしっかり混ぜ合わせた後は、掘り起こしていない「乾いた表面の土」を10cmほど厚く被せます。
    生ごみを完全に「土の蓋」で閉じ込めることで、虫の発生をほぼ100%防ぐことができます。
  • 土の「カラカラ乾燥」にも一応注意する
    直射日光で土がカラカラに乾きすぎると、逆に微生物が休眠してしまいます。
    生ごみを混ぜるときに少し湿り気(ギュッと握るとまとまり、突つくと崩れるくらい)があるか確認し、乾ききっている場合のみ少しだけ水分を補ってあげましょう。

まとめ:腹八分目で、夏の「分解爆速期」を楽しもう!

夏のキエーロは、驚くほどのスピードで生ごみを土に還してくれる頼もしい存在です。

地面へ水分が逃げないベランダタイプ(底あり)をお使いの方ほど、夏の「水気」と「入れすぎ」には注意してあげてくださいね。

  • 1回に入れる量は「腹八分目(土100Lあたり500g)」
  • かさばるものは小さく刻む
  • しっかり乾いた土を被せて蓋をする

微生物たちも人間と同じで、猛暑の中でいきなり大盛りご飯を出されるとバテてしまいます。
ぜひ「腹八分目」を意識して、今年の夏もニオイ・虫知らずの快適なキエーロライフを過ごしましょう!

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